高校受験のしあわせのハンカチ(大阪日日:S34.5.31掲載)菜翁が旨さんのほほ~ぇむ健康ペ~ジのサイトマップへHomeへ⇔随想集へ 実話コント 高校受験発表当日"落ちたよ"(ある間違い) ( (高校受験のしあわせのハンカチ) これは、菜翁が旨さんの高校受験経験の実話である。 著者:菜翁が旨さん 大阪日日新聞(昭和34年5月31日発行)に投稿・掲載より転載・再編集 1956年3月20日…この日は、公立高校の合格発表の日であった。 僕はY町に住んでいたが、そこからバスで2時間かかるH市にある、全県校区の県立H高校電気科を受験していた。 全県校区とは、県下全域からの受験が可能である、ということである。 v v v 校門をくぐると、それまではなんともなかった胸が、急にドキドキしだした。 自信はあったが、やはり心配だったのだ。 発表の場所に近づくにしたがって、胸の動悸がますます激しくなった。 一緒に来ていた友達のM君と互いに交わす声が震えていた。 やがて掲示板の前に着いた。 M君は機械科である。 まず、そこを見る。 発表は受験番号順だ。 M君は5番・・・ 『あった!』と彼がどなった。 1番と4番は不合格だ。 A A A 次に電気科を見る。 僕は98番だったので、後ろから探したほうが早いのだが、こわくてできない。 1番、2番・・・38番、40番・・・ この時、M君の『落ちたよ』という声がちらっと聞こえた。 僕は驚いた。 いっぺんに怖いような、悲しいような気持ちに突き落とされた。 M M M これが奈落の底というとこなのか。 両親や先生に合わす顔がない。 M君とは、クラスで主席を争っていただけに、彼は合格、僕は不合格。 これではショックが余りに大きすぎた。 僕は急に駆け出したくなった。 が、足が動かない。 思わず涙が落ち、頬をぬらした。 と、そのとき、『あった!』 とM君が僕の肩をたたいた。 J J J 帰りのバスのなかで、僕とM君は腹をかかえて大笑いした。 M君は、僕のポケットからハンカチが落ちたのを注意してくれたのだった。 ところが彼は、合格のうれしさで胸がいっぱいだったので、『落ちたよ』というのがやっとだったので、『ハンカチが・・・』とまではいえなかったのだそうであった。 * 茨と栄冠の道 (電検三種合格記:先生の強力な後押しで合格) 社団法人電機工業会 株式会社オーム社共催「第2回懸賞作文」第3席入賞 新電気13巻8号(昭和34年8月号)「茨と栄冠の道」 掲載作文 * 茨と栄冠の道 (やればできるのだ!…私の電検三種受験勉強法) 新電気13巻3号(オーム社刊 昭和34年3月号)に投稿・掲載より転載 * バス通学では、朝着てでた黒い詰襟の学生服や学生帽が、夕方家に帰れば土埃で真っ白になって、「たたけばほこりの出る」男の3年間でした。 汽車通学の友人達は、SLでトンネルを抜けての通学なので、学生服や学生帽は煤煙でピカピカの黒光りでした。 駅には本線や支線の機関車を方向転換させる操車場がありました。 私がバス通学していたこのころの道路は「洗濯板」と呼ばれるくらいの穴ぼこだらけで、国道2号線がようやく厚さ50cmくらいのコンクリート舗装が始まったばかりでした。 著者注1. 通学時間が交通機関を使っても片道二時間かかる全県校区の難関のH工業高校電気科を受験し、合格した、菜翁が旨さんのほほえましい、受験閑話です。 全県校区とは、県下全域の中学からの受験が可能な受験校区であるということです 私やT君は共に、中学の進学指導の先生から、「合格できるとは断言できないよ」と言われているのを承知で、受験したのであった。 著者注2. 投稿した新聞社から薄謝として500円頂きました(チョー嬉) 卒業後の初月給が一万円弱のころです。 四つ葉のクローバー(H20.3.採取) 豆腐パワーは優れもの 食が進まない時は 粥より豆腐 冷蔵で長期保存可能な森永絹ごしとうふ森永絹ごしとうふ290g1ケース... 価格:3,000円(税込、送料込) (1)疲れてお粥が欲しいときにも、粥より豆腐を・・・ (2)働きすぎた胃を癒すためには、粥より豆腐を・・・ (3)消化吸収率は、豆腐が94%、納豆ほぼ100%。効率も優れていますね。 (4)牛や豚の体温は人より高くて、牛が38.8℃、豚がは38℃… だから人の体内で固まって皮下脂肪や動脈硬化への近道…ですね。 これに対して、大豆に含まれている脂肪は人の体の中に入っても固まらないし、 その上コレステロールも殆どありません。 (5)食品成分表で比べてみると、 凍り豆腐のタンパク質は牛や豚の肉の二倍以上 凍り豆腐や油揚げの脂質は肉より多い。 ←冷蔵庫に長期間入れっ放しにしておくとよく冷えて一層おいしいですよ♪
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